どこにもいない

登校して真っ先に職員室の座席表を見に行きました。
当たり前のようにA先生のもB先生のもT先生のも座席と名前はありませんでした。

知ってたけどやっぱり心では理解したくないのか･･･一人で落ち込んでました。
癖で登校途中の生徒に混じってA先生が来るんじゃないかと窓から覗いて現実を思い出して落ち込みました。


A先生、あのね。
今日A先生がいない新学期が始まったんだよ。
離任式でA先生の名前が出た時また現実を突きつけられたようで頭がくらくらしたよ。
A先生のいないコース･･･学校はやっぱりとても味気なくて、色彩にかけてるんだ。
私ね、今でもふらーっと職員室から出てきたり図書室で本を探してるんじゃないかって思うんだよ。
でも、先生の姿は見えなかったし勿論声なんて聴けなかった。


2年前の12月に今年の懺悔といって心友が送ってくれたメールを思い出しました。
あの頃、お互いに余裕がなかったよね。

どちらの恋が辛いか辛くないかなんて判らない。その人の感じ方しだいだからね。
でも、やっぱり思ったのは学校にいれば姿を見ること、声を聴くことが出来てもいずれこうして離れる時がくると全部なくなっちゃうんだよ。
立場が違うとメールアドレスの交換なんて出来ないし･･･ましてA先生は公私はしっかり分けている人だったし･･･泣いて好きといっても、私はひとりの異性としては全く見てもらえないの。
気持ちを口に出していえたことだけでも幸せっていう気持ちに嘘はないの。
でも、私･･･もっともっともっと欲張りな人間なんだ。
少なくてもA先生のことに関してはとってもとーっても欲張りな人間なんだ。

君はとっくに前を見てる。

一つ。

Ａ先生もいなくなる。


言葉にすればその事実･･･それだけのこと。



職員室の前でＢ先生と写真を撮った後にＡ先生が来て、クラスの女子二人が先生も行っちゃうの？って訊いてて、まさか冗談ネタを掴まされてるだけでしょって思いながらも動悸が激しくなっていった。
「･･･なんで情報が早いんだかなぁ」と言ったＡ先生をみて気持ちに眩暈が起きた。
ああ、本当だったんだ。


表情がなかったけど、私は彼女達とＡ先生との写真を撮る役を買ってでた。何かしてないと立ってられないし涙も出てきちゃうから。
恐ろしく挙動不審だったかもしれない。どんなデジカメでも割りと使いこなせる私がシャッターを上手く切れなかった。Ａ先生はそんな私を見て笑いながらずっこけてた。いつもなら嬉しいと感じるはずなのにこのときは何も反応できなかった。



クラス会と称した実質Ｔ先生のお別れ会の会場になった私たちの教室。そこに来たＡ先生はさらっと諸事情でいなくなることを告げてさらっと退室した。
何を言っていたのかはまったく覚えていない。もう、涙で周りが見えなかった。
この恋を全く知らないクラスの子にも心配されてＢ先生を始めとしてみんな行っちゃうのが悲しくてと誤魔化した。幸い彼女は天然だった。

耐え切れずに一時間のところを30分で退出。


職員室前に行ってＢ先生とかと語ったりして、Ａ先生を待つ。実は職員室内にいたという･･･。
呼ぼうとした。でも、無理。Ａ先生を見つけた瞬間、声の代わりに涙が出てきた。
呼べないままぼんやりしていたら先生自らご登場。


一年生と記念写真を撮ったりしてて、何か用があるらしくエレベーターのボタンを押した先生。
友達と引き止めて、少し話そうと思ったけどやっぱり声の代わりに涙しか出ない。しょうがないからケーキを渡して俯いた。
先生は私に「頑張れよ･･･数学と英語、頑張れよ」と言って友達には「お前は分かってるだろうから言わない」と言った。
ずっと頭を振り続けた私は先生の目にはどう映ったのだろうか。やっぱりまだまだ子供、背伸びしかけたガキって思われたかもしれない。
でもそれでもいい。事実そうだし。私は正直に自分の気持ちを表しただけ。先生がいなければ世界史はおろか何も頑張れない、という何とも身勝手な気持ちを表した。


午後からカラオケに行く予定だったけどこんな状態じゃ行けない。第一気分が乗ってこないし、何を歌っても最後まで歌いきる自信がない。
みんな、ドタキャンしてごめんね。
ずっと一緒にいてくれたＣ子ちゃん、ごめんね、ありがとう。


Ｃ子ちゃんにいつも以上にたくさんたくさん甘えさせてもらった。
急なことで心の準備が出来ていないはずなのにまるで今日のことを知っていたかのように私の心は80%近くこのことを許容していた。
先生に告白するってことを。


人があんなにも溢れていた職員室前で最後の二人になるまでいた。何も考えないで呆然としていれば涙は止まるのにそのことに気付いた瞬間また溢れ出す。
場所を移動してお昼を食べて気持ちを落ち着かせようと思った。いつも、二人で語るところへ足を運んだ。
泣くと食べると喋るの繰り返し。気持ちは大分落ち着いた。でも、不意に込み上げてくるものは抑えられなかった。
Ｃ子ちゃんに抑えなくていいんだよ、と言われて抑えないことにした。涙が幾筋頬を通過したのか分からない。涙はそのまま放置して首筋を伝うころになってまとめて拭いて、鼻水はその都度ティッシュで。あぁ、ティッシュがたりないかもという危機に襲われたのは随分久しい。
彼女から無理して笑わなくて良い、って言われたけどこればっかりはどうしようもなくて、苦笑いとか自嘲しちゃうんだ。無理じゃなくて自然らしい。




鼻は若干赤かったものの、大分治まった。
後ろにある教室で何かやってたＴ先生に(いつの間にいたのかな･･･)に握手を求めたＣ子ちゃんが私のところに戻ってきて言った。
「Ａ先生もいるよ」
弾かれたように椅子から慌てて降りて廊下に飛び出してＡ先生を見て動揺してまた戻ってきてしまった。
Ｃ子ちゃんと軽く打ち合わせをして、お互いＡ先生との2ショット写真を撮って(Ｃ子ちゃんからカメラを返してもらった時に私が真っ先に言った事は「わーあたしデブー」それを聞いてＣ子ちゃんとＡ先生が笑った)そのあと忙しそうな先生を引き止めて少し･･･少しだけお話をした。
本当は現代社会、苦手ってこと･･･Ａ先生が優しかったから頑張ったこと。
Ａ先生は職員室前で私に言ってくれたことをもう一回言って、受験を甘く見るなよ、と最初で最後の厳しい言葉をくれた。
頷いた私に忙しいから、と言ったＡ先生を再度呼び止めて一呼吸も置かずに言った。


「先生、大好きです」


迷惑だったかな、うん、絶対迷惑。
でも、嫌そうな顔一つせず微笑んでお礼を言ってくれた先生はやっぱり優しい。

私の人生初の告白は返事の来ないものとなったけど、自分がちゃんと声に出して言えた･･･それだけ私は先生が好き。
こうして4日目となった今でも先生のことを思うだけでとめどなく溢れてくる涙は確かに私が先生を好きだっていう証でそれがとても哀しく愛しい。
私は先生を好きになれて本当によかった、逢えてよかった。





人間、出会ってばっかじゃパンクするからカミサマは別れを作ったんだね、きっと。
産まれてから今までのことを全部記憶していたらパンクするから忘れることを作ったように。









ありがとう。

ジャージとボウリング

昨日、Ｃ子ちゃんのクラスのクラス会がありました。
勿論Ａ先生も副担任なのでいるわけなのです！

Ｃ子ちゃんによると一人だけ気合充分な感じでジャージで来たらしいです(・∀・)
爆笑。
因みにお母さんに話したら同様に爆笑。

すごく、上手だったそうです。
いーなーＡ先生のその姿を拝見したかったわー
何やっても先生は様になるもん格好良いもん！！←

Ｃ子ちゃんのお話を聞いててとても嬉しかったけど同時に泣きたくなりました。
でも、公の場で泣くほどの涙は残ってないようです。一人で泣く時の涙はまだまだ大量に残っていますが。


めまいがしそう。笑

ﾉｼ

ホワイトデー･･･５人目が最重要人物。

困った男子を筆頭にお返しがたくさん来ました。

ってか、Ｔ先生とＢ先生とＡ先生、まめですよ～；
修学旅行のお土産をあげただけでお返しとか･･･(°Д°)

困った男子は他の男子に促されて麻布ラ･ピラミッドのプチミルフィユ(５個入り)を私にくれました。
調べたところ1,050円･･･あれ、私があげたアル○ォートの十数倍･･･←

Ｔ先生は修学旅行のお返し、だそうで。イチゴキャンディーをいただきました。
お返しが仕返し、に聞こえて焦りました。笑

Ｂ先生は結構いいお値段がするらしいチョコレートを。
「手作りなの･･･嘘＾＾」と言ったＢ先生可愛かったー(ノ∀)

放課後、予備校について知り合いと話していたところ、Ｔ先生が「Ａ先生が『職員室に来い』っていってたぞ」
(°Д°)何？！
何か悪いことしたっけしたっけしてない･･･いや、さっきやったセンター演習か？！
とりあえず急いで用意をして職員室へ。
おずおずと職員室に入った雫月をＴ先生が発見。Ａ先生に「来ましたよ」と伝えるのを雫月はボケーっとしながら見ていました。
Ａ先生は雫月を見るなりすばやくピンクの包装紙に包まれた箱を取り出して「ハワイのお土産と、タオルのお返しです」だってーーーーー(/∀)
「うわあ、あ･･･ありがとうございます///」とかかるくどもった雫月に先生は「いえいえ～」
で、雫月はハワイのお土産のことはわかったのですが後半のタオルのことがわからなく「あの、タオルって･･･なんでしたっけ？」と質問。
「Ｗ(大学)のですよ」の一言でようやく思い出し「あぁ！お母さんからのですね＾＾」と答えたら微笑むＡ先生。
ちょっとごちゃごちゃあってＡ先生から遠のいていたのですがひさっしぶりにフィーバー←
嬉しくて少しでも話をしていたくて他愛のない会話をしようと「今日先生で５人目なんです」とか言ったらＡ先生が一瞬絶句し「･･･すっごいなぁ」
「モテモテですから」と悪ふざけで言ったところ「モテモテですね＾＾」でスルー。え、「モテモテ･･･？」とか突っ込んでほしかったorz笑


＊＊＊＊＊

春季講座受講二回目にしてトラブル発生しました。笑
予約がされてなかったり仮登録ファイルを紛失されたり。笑

受講させてもらいましたけどねっ

学校で勉強するよか集中出来て、英語が楽しいかもって思えたのは中学生以来でした。

ﾉｼ

わーもー消えたい消えたい～

河合のマーク模試(世界史)を授業中に解いたのですが79点。
たまたまでも、嬉しいです。
点数を記入しにきた時に私の点数を見てＡ先生は「素晴らしい！」の一言。
(´｀*)

今日実から出る間際に先生は「○○、ついにきたな！」とちょっと嬉しそうな表情ｗ
わーＡ先生に褒められました。
反射的に「いや･･･」と答えてしまいました。でも褒められたことは素直に嬉しかったです。


体育の時間、何故かＡ先生現る。
先生の目の前でサッカーボールをもう気持ちいいほどにスカッと蹴りそこねorz
もう、恥ずかしくて消えたかったです。

ベンチに戻ってからはひたすら自分に対して「死ねーあたし死んでくれー」と言っていました。笑


本当に、Ａ先生は何をしに来たんだろう･･･笑




ﾉｼ